KENSO BLOG

島根県出雲市の建築会社です。 一生に一度の家作りのために、一所懸命な社員達が綴るオリジナルブログです。

時代を反映する間取り

家を借りるとき、建てるときに間取りを気にしない人はいません。
理想的な間取りは個人個人によって異なり、家族構成、暮らし方、趣味趣向、予算、立地などによって変わります。

そして、もっと大きな意味で間取りに影響するものは「時代背景」「生活様式」ではないでしょうか。
古くからの家の間取りを見るとそこにはその時代ごとの特徴が見て取れます。

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今ではごく一般的になった「DK」や「LDK」という概念ですが、もともとはDKという概念は「食寝分離」すなわち食事の場所と寝る場所は分けるべきという考え方から生まれたもの。
DKの間取りが生まれたのが50年代からといわれているので、それまでは同じ部屋で食事の際はちゃぶ台を出し、寝る時はちゃぶ台を片付けて布団を敷いて寝るのが日本人の生活スタイルでした。

その後も、時代の変化とともに間取りは少しずつ変化してきました。
そして現代の住宅における間取りの大きな流れは「家族の団欒やコミュニケーション」です。

具体的にはリビング階段、対面式キッチン、LDKを広くとり子ども室は最小限にする、などでしょうか。
現代の住宅は間取りを変えることで家族の接点を物理的に増やそうとしています。

そして最近見つけた新しい間取りの概念
「通りみち」
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詳しくはこちらこちらを見ていただければよくわかります。
設計者の言葉を借りると

空間を「水回り」と「寝室」という最低限の機能に分け,中心に「通りみち」という余白を設けた

これまでにLDKという概念ではなく「通りみち」という新しい概念の大胆な間取りということです。
これはマンションならではの玄関からバルコニーまでの動線や視線を上手く活かした提案だと思います。

実はHABITAでもLDKに変わる新しい概念を提案し、グッドデザイン賞も受賞しました。
「HABITAみんなの家」ではリビングダイニングに変わる新しい間取りとして「カフェ」を提案しています。

HABITAみんなの家 グッドデザイン賞 中小企業庁長官賞受賞

「みんなの家」では家族のコミュニケーションだけではなく、社会と家族の間にある「ともだちコミュニティ」が存在に着目しました。
これからは家族がくつろぐ空間としてのリビングから、みんなが集まるカフェへと変わる。
家族と友だちをあわせた「みんな」のための家のデザインは、新しいライフスタイルを受け止めていきたいという願いが込められています。

最後は宣伝になってしまいましたが(汗)

あじき
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